※01:ASTM E1527とは
ASTM Internationalは、100年以上の歴史を持つ世界最大級の米国標準化機関です。ISO14000シリーズ策定においても中心的役割を果たしています。
※02:サイトアセッサーとは
サイトアセッサーとは、単なる調査ではなく調査結果を解析してリスクの低減、今後の管理方法などをコンサルティングする人間のことを言います。対象地の土壌汚染を調査し、採取した試料の分析結果、立地条件、法的規則、その他のあらゆる条件を考慮し評価するほか、お客様と直接対話をする相談役としての役割も担っています。
リスク分析
■ 範囲の特定
■ リスクの特定
■ リスクの予測
土壌汚染によって引き起こされる危険性を特定し、土地の利用状況によって生じる環境と利害関係者へのリスクを推定します。調査対象となる土地の利用者だけでなく、周辺住民やその他関わりを持つ可能性のある人々へのリスク予測も行ないます。また、土壌汚染は資産価値 にも影響をおよぼすため、法定の適用範囲を定義し、適切な対処方法をご提案いたします。
リスク評価・リスク推定
■ リスクの許容性
■ 選択肢の分析
社会経済性や環境側面を考慮し、汚染物質が人体に対してどれくらいの頻度でどのような影響をおよぼすかについて説明します。また、リスクを低減させるための適切な方法やどれくらいの期間、リスク低減措置を行なわなくてはならないのかについても詳しくお話します。サイトアセッサーが利害関係者の方たちとの対話を通して、適切な解決方法をアセスメントいたします。
リスク低減・管理
■ 対策の実行
■ 監視
リスクを監視し、かつ削減するための方法を実現可能な範囲内で決定します。サイトアセッサーが土地利用に関わる利害関係者間の意思疎通を行ない、対応措置案に対する容認度を確認します。また、土地の利用中にも監視が必要とされる場合には、法で定められた期限まで定期的にモニタリングを行ない責任を持って完了させます。